【221日目】儂、アニメ映画『犬王』の琵琶収録に参加する。


2021年11月3日、東京国際映画祭で一部一般の方にも公開されたアニメ映画『犬王』。

犬王 (アニメ映画) - Wikipedia

監督は『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などを手掛けた湯浅政明。
音楽担当は朝ドラ『あまちゃん』や『韋駄天』等を手掛けた大友良英。
声優は友魚:森山未來、犬王:アヴちゃんが務め、 実在の能楽師=犬王と友魚の、時を超えた友情を描いた長編アニメーション。
第78回ヴェネツィア国際映画祭や第46回トロント国際映画祭に出品するなど、今後の動向が気になる作品。

に、ちょっとだけ参加しました!( ;∀;)アリガタヤー
11月3日の前日に関係者向けに初号試写会が行われ、そちらにも招待して貰えました。
歌いながら演奏したんだけど、2分もないくらいw

映画で琵琶監修と琵琶法師のアフレコも行った後藤先幸浩先生からお声を掛けて頂いて、そのおかげでこんな素敵な作品に1秒でも携われた(●´ω`●)

情報解禁という事で、今回は収録の時のお話をしようと思います。

2021年1月頃。
最初、後藤先生から「琵琶で合奏する場面があり、歌と琵琶が複数人必要でそれに参加してみませんか?」という旨の連絡を頂き、二つ返事で引き受けた私。

収録場面は、厳島神社で大人数の検校が奉納演奏をしているシーン。

室町時代に検校明石覚一が『平家物語』をまとめ、また、足利氏の一門であったために室町幕府から庇護を受け、当道座を開き、検校は当道座のトップを務めた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

この検校というのが、声変わり前の男子で、高めの声が必要との事で、後藤先生と私以外に女子大生と同じ弦城会の男性の4人で収録することに。

収録前に何回か合わせて各パート決め。

私は基本となるメロディを歌いながら弾く。
女子大生は、また違うパターンのメロディを歌いながら弾く。
男性の方は、アタマ打ちというかアタマ弾き。
後藤先生は、いろんなメロディパターンをハモるように歌いながら弾く。

琵琶4面でなかなかの音量の厚み。
いつも一人で弾いて歌ってだから、なんか嬉しいというか心強いというか…合奏って楽しいぃ!!

最後の音合わせして、いざ収録日。
スタジオに向かう途中、東京タワーを初めてみてテンション上がる私w

NHKとかが使用するスタジオだそうで、緊張というより楽しみ♪
どんな指示が来ても臨機応変に対応するぜよ(`・ω・´)

やっぱスタジオ、おっきい!
オラ、ワックワクするゾ!

今回は合奏などで一斉に録音。
咳とかくしゃみをしないようにしなければ…!
大分ふざけている感じだけど、ちゃんと真面目に取り組みましたw

途中、違う声質で歌ってくれませんか?という指示もあったりして、いろんな声で収録。
硬めの声質で歌ったり、少し幼めの声で歌ったり。

収録した音源を聞かせて貰えたのだけど、更にダブリングするとの事。
これは一体どんな仕上がりになるのか…!!
あ、でも自分の声だけ音量1とかに編集されてたら泣くw

最後に大友さんとお話させて頂いたり、湯浅監督に挨拶もすることが出来て光栄( ;∀;)

収録自体は1時間くらいで終了。
ミスすることなくサクサクと終えた印象。
どんな仕上がりかは、試写会までのお楽しみ♪

合奏が楽しくてずっと皆で弾いていたいモードがしばらく解除しないまま帰宅(*’ω’*)
どんだけ人に飢えているのやら…
ユニットとか組んだら楽しそうだけど、周りに全然そういった感じの人いないw
空手の先生と演舞くらい??

次回は、関係者試写会のお話をしようと思います★

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