少し前の話になりますが、象牙の柱を破損したんです、わたくし。
ぼっきりいきましたわ。
かなりメンタルもやられ、練習を切り上げてよろよろと帰宅。
よく見ると過去に割れたのか、接着剤の痕跡が…
前のオーナーさんが割ったのか、あえて外したりしたのか定かではないけど、なおして行く!
象牙って骨っちゃぁ骨なので、炭素繊維もOKな強力接着剤でくっつけて行こうと思います。
と、近所のホームセンターに買いに行ったんだけど炭素繊維にもOKなセメダインの接着剤の在庫がなかったので、今回はこちらの接着剤にしました。
セメダインの炭素繊維もOKな接着剤は液が透明ではないみたいなので、こちらでもいいか…
↓炭素繊維もOKなセメダインの接着剤
価格:990円 |
象牙と象牙を接合する時は、何が一番ベストなのかわからないので、もしおススメがあれば教えて頂きたいです。
柱のほうの木だと膠とか木工用ボンドとかで木と木を接合するんですけどね。
鶴首に接着剤がつかないようマスキングテープで養生。
過去の接着剤が付着していたので象牙の表面を軽く削り、購入した1剤と2剤を混ぜて大急ぎで接着。
あっという間に固まってしまうので…
ズレないようにマスキングテープで固定し、待つこと数分。
ガッチガチに固まりました!
演奏してみても音的に問題なし。
写真の机回りの汚さは触れないでw
こうやって故障しても近くに琵琶職人さんがいないので、自分で修理するしかない現状。
でも、琵琶職人さんとも同じ人間なんだから学んだら何とかなるだろう!精神なのでなんとかなっています。
ネットの力を借りて時には理系や建築系の勉強をしながら、毎回不安になりながら修理しています…w
このまま学び続けて道具を揃えたら、自分で琵琶を造ってみたいですね。
学生の時にウクレレを作ったことがあったんだけど、完成して一発かき鳴らしただけで爆発したように各部品が散乱したので自信はない。
もし、琵琶造れたら褒めてくださいw←その前に曲作れ!