書くかどうか迷ったんやけど、、、
破損した琵琶の件について何回か聞かれたり心情を説明する機会が少なかったので書きます。
注意!終始土佐弁関西弁なまり炸裂です。
自分語り気味な投稿ですので、興味のない方はブラウザーバック推奨。
…
まぁ…貸していた琵琶が破損したということがあったがよ。
貸しちょったのは片桑(たぶん)でうちが所持している中でもかなり昔に作られた一番古い琵琶。
柱が外れたがはもちろん、糸巻き・覆手・銀杏柱・海老尾が外れたり折れたりな具合で結構重症な感じ?
因みに琵琶って日本に一軒しかない薩摩琵琶専門店で総桑の琵琶を新規で買うと300万程、片桑の分解型は100万程するくらい本体は高額なんよ。(弟弟子が中古で100万の琵琶買ったときいたで)
※今は資材不足で総桑の琵琶は作れんらしいね。
撥(ギターでいうピック)は柘植だと20~30万と聞いてる。
糸巻き(ギターでいうペグ)が壊れただけで10万したりするのよ。
なんで、修理となると…正直結構すると思う。
音楽活動限定でやけどマネージャー的な人が自分にもおって。
その人が破損した方にも所有者の自分が怒ってないのにもご立腹しちょってw
うちが「えらいワイルドに壊れちょるやん?w」な感じでおるきん、他の音楽友達も呆れ気味やったが。
楽器が壊れたのは自分だって結構悲しいししんどいで?
我が子のようで、自分の分身でもある存在やきね。
でも、この世は諸行無常やき。
「森羅万象 諸行無常」「全てに終了(おわ)りがある」
って、範馬勇次郎もいっとりますやんw
神憑りではないけどw
今うちがメインで使いゆう琵琶やって、災害とかが来たら無事ではないやろうし。
うちが死んで琵琶を管理できる人間は周りにおらんし、どうなるかわからん。
(病気の事もあるので一応死後の琵琶の事については考えちょりますw)
そもそもこの世に産まれた時から、遅かれ早かれ楽器だって我々人間だって朽ちてしまう「呪い」にかかっておりますでしょう?それがこの世の理なわけで。
楽器も私もメンテをして少しでも朽ちないように、この世の理に抗っているわけでw
朽ちる時は朽ちるんよ、うちが朽ちる時は美しく潔く朽ちたいけどw
それ以外にも怒りがわかん理由があって。
この件以上に怒れることがあったからw
病気になるくらいの怒りがあって、そんで「許す」っていう選択をしたことが大きいかったなと。
ホンマに怒りは五臓六腑に悪いでwお勧めせんw
そして「許す」という選択の厳しさと難しさ。
それを乗り越え苦労も糧にし、Ver.UPして音楽の道を改めて進みだした次第です。
とはいえ、自分の事業の備品みたいなものに琵琶が該当するので、経営者の端くれとしても対策を考えんといかんくて。
今後琵琶のレンタルは中止という事にしましたので、ご了承ください(;´Д`)
長ぁなったけど、うちが怒らんがはそういうこっちゃ!w
ちゃんと琵琶が壊れたという連絡してきてくれただけでもええやん?
連絡するの、気まずかったと思うし。
音楽って音を楽しむんでしょ?
壊されたーとかあーだこーだ言ってるのって、ダサいし美しくないし?
音を楽しむ行為に水をさして、音楽の神さまから嫌われそうやしねw
存分に楽しみましょうよ!
た、たまに愚痴る時もあるけどね!
磨姫子(楽姫)