【満員御礼】re:平家物語 ご来場いただきありがとうございました!【感謝】

7月29日~31日の3日間、舞台「re:平家物語」へお越しくださった皆さま、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
おかげさまで怪我もなく、無事に全日程を完走することができました。

この数日間は、人間的にも音楽的にも一気に成長できた、実に貴重なイベントとなりました。
新たな出会いや発見もあり、私にとって実り多い時間だったと感じています。

今回の出演者は、同じ正派の門下とはいえ、それぞれ演奏スタイルが異なり、三者三様の琵琶の魅力をお届けできたのではないかと思います。

主観ではありますが、後藤先生は、伝統と革新の両極を兼ね備え、比類なき律動感と洗練された感性を内包する、まさしく妙音の体現者。

姉様(仲澤さん)は普門先生、さらには後藤先生へと連なる正派の正統を受け継ぎ、古来の琵琶楽の様式美を端正に体現されている奏者。いろんな方とコラボもされており、山梨で教室も開かれています。

自分は後藤先生の革新的な奏法を嗣ぎ、力強くも奔放な奏楽を旨とするいわば革新派に属すると思ってます。今回はいろんな撥使いで音を表現してみましたので楽しんでいただけたら幸い。

イベントは3日間でしたが、小屋入りから含めると東京には4日間滞在しておりました。
演奏だけでなく、先生の送迎や介助など、さまざまな面でサポートが必要な状況でもありました…

姉様が演奏している時は私が先生をサポート。
お尻向けて御免あそばせ。

先生の譜面をめくりにいったり、合図出したり。

私が演奏している時は姉様が先生をサポート。

大変なことも多かったですが、一つひとつを乗り越える中で得た経験は、今後の糧になる大きな学びとなったのは言うまでもなく。

会場には、久世さんたちが赤間神社で頂いた絵馬やお守りを飾ってくださり、見守られているようでとても心強かったです。無事にやり遂げられたのも、あの存在のおかげかもしれません。

ここからはイベントの様子をつづっていこうかと思います。


【re:平家物語0日目】
緊張感もありつつ、やはり初日はワクワクします。
小屋入りと顔合わせを経て、リハーサルを2回ほど。
長距離運転もあってこの日が一番疲れていたかな?

姉様からは送迎のお礼に、おいしいお弁当をいただき、翌日にしっかりパワーをチャージ。
立川駅で売っているお弁当だそうです。ごちそうさまでした!

美味し国日本!

ホテルのお風呂にはウェルカムアヒルがいて、ちょっとした癒し空間になっていましたw


【re:平家物語1日目】
開演前に少しリハを。
とても素敵な環境で演奏できることが光栄で…

市川さんの演奏は、本当に白馬のようだ!

開演まであっという間で、急いで支度した思い出w
ステージからはお客様の席はこんな感じで見えてました。

お客様の席から。
こんな感じで映像・現代音楽・詩・琵琶が合わさっていたのは、頂いたお写真から初めて把握。
いかついw

いつも応援してくださる方や弟弟子も観に来てくれて、いろいろ励まされた初日でした。
朝の時点で席数に少し余裕があったものの、昼には完売で幸先良いスタートをきれたかとおもいます。


【re:平家物語2日目】
この日もたくさんの方が足を運んでくださり、ありがたいことに満員御礼。
兄弟子や姉弟子、そして初めましての方からも名刺をいただくなど、さまざまな出会いがありました。

中でも、学生時代から大好きで、いつも遊んでいた作品をだしている会社の方から名刺をいただけるなんて、夢にも思わなかったのですが――平常心を保てていただろうかw
その会社の作品は、当時から私の音楽観に大きな影響を与えてくれていて、サウンドを意識して楽曲を作っていたほどです。このご縁が形になりますように…
ご連絡、心よりお待ちしております!!切実に!!

実は本番直前、なんと着物の襟が左右逆で「死人」仕様になっていたことに姉様が気づいてくださり、数分で着付け直していただくというハプニングもw初めて左右逆に着たw

実は初日も逆だったようで……、鏡のない場所で急いで支度したせいか、うっかりやらかしておりました。以後、気をつけます…
平家の亡霊のポジション、だったということにしてくだいませ←強引

姉様のおかげでちゃんと着れて安堵w

この日は撮影も入っていたので、危なかった…
姉様、ありがと!


【re:平家物語最終日】
泣いても笑っても今日で最後。
会場に向かう前に、姉様と先生のお宅をお掃除してから出発w
イベントが楽しくて、「もう終わってしまうのか」と思うと、少し寂しい気持ちになりました。
最終日も満員御礼で、前日チケット完売でした。あちがとうございます!

毎回の突発の即興wも、久世さんも隊長も市川さんも洋二さん、姉様と共に命を削って挑んでましたw
自画自賛ではないですけど、今回の琵琶のサポートは姉様と私にしかできなかったと思っています。
音で会話するということを体現できたかと。
3日間、即興は同じ弾き方をしたことはなかったですねw

最終日に和歌の歌い方にもようやくコツが掴めて、なんとなく中森明菜っぽくなった気がします。
(この出来事がきっかけで中森明菜さんにハマり、手始めに「Stock」というレコードを購入したのは、また別のお話…)

演奏後は観に来てくれていた隊長さんのお知り合いの男の子に琵琶を体験していただきました。
鬼滅の刃の鳴女と同じ楽器だー♪って喜んでもらえたようでw
お前も琵琶法師にならないか?wとは言えませんでしたが、次は鳴女の恰好で演奏してみようかしらw


re:平家物語の期間中、たくさんの差し入れや応援をありがとうございました!
皆さんのお力添えがあってこそ、完走できたイベントだったと思っています。

小屋入り含めての4日間、姉様と行動を共にして、以前よりもぐっと距離が縮まりました。
帰りの車中ではたくさん話して、笑って、ほっとして……。
今回の挑戦は、姉様がいなかったら乗り越えられなかったかもしれません。
本当に心から感謝しています。

この後藤先生の表情、いいなぁ…
少しでも回復することを祈るばかり。

琵琶たちも弦が切れたりなど、大きなトラブルなく頑張ってくれた( ;∀;)

↓後藤先生の琵琶
後藤先生といったらこの琵琶。
片桑で表面の腹板には画家さんに書いてもらった絵をはっています。
裏面に普門先生の書があります。

↓姉様(仲澤さん)の琵琶
総桑か片桑か不明。象牙の柱がカーブしていて、表面の木目はまっすぐで各所丁寧なつくり。
絶対高いというのがわかる琵琶w音もよく鳴る!

↓磨姫子の琵琶
以前のオーナーがお寺のご住職で、裏は赤と黒の漆に梵字のアンが入ってます。
総桑でちょっと大きめ。なので音も大きい。
ガタイのいい私には丁度いいw

改めまして…
今回の「re:平家物語」で過ごした日は、演奏者としても、人としても、かけがえのない時間でした。
支えてくださった皆さま、応援してくださった皆さま、そして共に舞台を作り上げた仲間たちに、心から感謝します。
たくさんお写真も撮ってくださり、早速使わせていただきました。ありがとうございます。
この経験を胸に、また新しい景色をお届けできるよう、これからも精進してまいります。
またお会いできる日を楽しみにしています!



自宅に戻って自分のご褒美にブラフフェマスの続きをw
モンハン以外にダークファンタジー系や和風ホラー、奇ゲーといわれるジャンルを主にやってます。
ブラフフェマスは、先日一週目終わったので、次のご褒美にインストールして蓄えていたダクソシリーズを始めたいところ。エルデンリングはしばらくお預けかな!

とはいいつつ、今月もライブやリハ、編曲、琵琶の修理もあるので、ほどほどにしないとw
あと数時間で1フレーズ作成と譜面おこし、撮影あるw

今回撮影OKのイベントだったのもあり、「お仕事のご依頼やお問い合わせは、どこからすればいいですか?」と嬉しいお言葉を頂きました。
お仕事の依頼は、X(旧Twitter)のDMからいただけると助かります。
これまでは知人経由でのお仕事がほとんどで、しかも演奏の撮影が禁止されているイベントが多かったため、なかなか映像でお伝えできる機会がありませんでした。
もし今回の「re:平家物語」の演奏をご覧になり、少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

インスタグラムはほとんど開かないため、XのDMだと対応可能です。
また、お知り合い経由でのLINEはさらに確実かなと。

X: @lllllNajalllll
メール: info@k-r-k.net

ちょっと曲作ってきます!!では!

磨姫子(楽姫)

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