今日は大雨で、結構な降りっぷり。
そういう日に特に琵琶を弾いたりメンテナンスするのが平常運転w
今回は琵琶の弦を全交換と、木と漆のメンテナンス。
まずは弦を全部外す~。
弦を外したついでに木と漆のメンテナンス。
木と漆のメンテ方法はここでは割愛。
上の写真を比較してもわかるように木の良い色味が出ました。
で!
タイトルにもあるように、今回弦を全交換する際に糸巻きと弦をつなぐガイド糸(って勝手に呼んでますが、正式名称失念)を凧糸に変えてみることに。
普段は使用しなくなった弦を切ってそれをガイド糸にしていたのですが、凧糸が良いというお話を聞いたので弾き比べ。
同じ条件で比較したいので何度も糸巻きをいじいじw
結論を言いますと、『ガイド糸凧糸Ver.』と『ガイド糸弦Ver.』だと音質が変わる。※あくまでも個人の私見ですので、ご了承ください!!
『ガイド糸凧糸Ver.』は、マイルドで柔らかい音質。ちょっともさっとした音というか…
『ガイド糸弦Ver.』は、硬い音質。耳に残りやすい音というか…
(語彙力カオス)
ガイド糸の硬度や素材で音質が変わるような気がする。って事は、もっと硬い糸(例えばテトロン弦とか)だと、さらに硬質な音が出るかも!?
さらに加筆すると、糸蔵の中の巻き方でも若干響きが変わるような気がする。雑に巻いて弦がガイド弦の縛った先の弦に当たっていたりすると、響きが悪くなるような…綺麗にどの弦にも干渉しないように巻くと響きが良くなるような…
ガイド糸凧糸Ver.に一度は交換したものの、いつものガイド糸弦Ver.に戻しました。私の好みです、はい。
そういえば今生徒さんに貸し出している琵琶も凧糸にしていたなぁ…今度メンテナンスする時にガイド糸弦Ver.に交換してみようかしら?
毎回弦交換後の使用済み弦は蝉丸のおもちゃになるのですが、今回も弦交換途中から後ろでスタンバイしてましたw
特に太い弦が好きみたいです。
細い弦も好きなので根こそぎ持って行かれましたw
ここ数か月、ヘルニアと梨状筋調子悪く長時間椅子に座れなかったので、練習できず焦る焦る…そういう状況もあり東京で対面稽古に行けず、さらに焦る焦る…
ようやく回復してきたので、今月末は東京で対面稽古。
仕事早く終わらせてよ。
磨姫子(楽姫)