薩摩琵琶セルフ修理記録-樹脂でパーツを作る-#612


先日購入した中古の薩摩琵琶。
破損や不足しているパーツを確認した後、まずは樹脂パーツから作成してみようと思う。
※素人が自己責任で修理しているので、あまり参考にしないようにw
詳しいことは専門家に聞いたりお願いしようw

修繕箇所が山積しているので、別の修繕箇所の乾燥が終わるまで座り仕事を…
糸巻き先端の装飾、半月、猪目、海老尾先端の装飾を樹脂で作っていこうと思う!


現代は便利な世の中になったもので、大体の物は100円均一で入手できる。
人の琵琶の修理だったらもっといい材質で修理するけど、自分の琵琶だし何より金欠なので、100円均一(ダイソー)で揃えれるものは揃えて、無理だったらホームセンターで揃えていく!

樹脂パーツはほとんどダイソーで揃えれたので、コストを抑えれてよかった…( ;∀;)


まずは型取り。
型取りシートもダイソーで。
まだ破損していない半月と糸巻きの先端の装飾の型を取って樹脂を固める。

レモン色の樹脂と樹脂着色用ホワイトで、象牙っぽい色味を出して硬化。
糸巻きの装飾は、硬化しきる前に軸代わりにつまようじを刺してます。
一番右上は黄ばみ過ぎて失敗w

硬化した後取り出してもバリ取りや微調整が必要なので、ネイル用品の電動ヤスリで整える!

左右差がある為、合わせながらミリ単位以下を何度もしていく。
先端の長さが足りなかったらまだ樹脂で少し足して硬化したり。

猪目も先端が破損していたり浮いているので、こちらも型取りして樹脂加工。
外れる猪目は、接着剤を削ったり整えて再接着。

1mm2mmくらいのパーツw
鼻息で飛ぶくらい小さいw

接着したらマスキングテープで各所固定して乾燥~☆

テープの貼り方、雑すぎwww
つまようじ等で更に固定してます。

これでとりあえず一日乾燥させて、接着が甘かったら再度調整や接着しなおしていくよ。

にしても、琵琶全体にいぼた蝋?を塗りたくっているのか、木目が白いのが目立つので、そちらも処理していきたい。
明日は撥の再コーティングと捻じれを直す予定。

こういう装飾加工は結構好きかもしれないw

磨姫子

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