【83日目】儂、いろいろ思いにふけり、ドリップ沈没。

梅雨のせいか気分がもーーんとして心が晴れない今日。
空手の先生の師匠から突如本とお手紙を頂いた。

実はその師匠とは勘違いというかすれ違い？があって、5年間以上会うことも話すことも許されず、ほぼ破門に近い状態だった。
（武道の縦社会というのは、和楽器の縦社会とはまた違って独特なものがある）
黒帯会や門下生には事情を説明しその流派から離れ、誠の心で行動していればいつかは誤解がと信じてお中元や暑中見舞いなど、お手紙を添えて送り続けた。
もし、永遠に会うことが出来なくてもずっと感謝の気持ちをお手紙に綴っていく覚悟で。

そんな師弟関係だった師匠からの本と手紙の贈り物で、空手の先生はいろんな感情の様子だった。

隣で見ていた私も、ようやく雪解けたかとじーんと来るものがあった。

私には過去、喧嘩別れをしてしまったバンドのリーダーがいる。
あだ名はマッキー。
有智高才なリーダーで、ギターも歌もうまいし、曲作りのセンスも最高だった。
音楽の話を毎日毎日何時間も話して、こんなに気の合った人は後にも先にもいないだろう。
ライブも満員御礼。周りからも相当期待されていたのだが、バンドは解散した。
完全私が原因で10：0で私が悪い。
恩を仇で返したようなもんだ…
もう10年以上の前の話だけど、今でもずっと心に残っている。
ギターを弾く時、コピバンしていた曲を聞いた時、毎回思い出す。

謝りたくても完全に連絡手段が途絶えていて、繋がる知り合いも皆無。
謝れるときに謝っていれば、こんなに長く後悔をすることはなかっただろう…

マッキー、イワシー、スキタ、インカ、ジョジ―etc…
突然会うことが出来なくなる前に、謝罪したい人、感謝を伝えたい人には、その時自分がどんなに苦境や困難な状況でも心から思いを伝えた方がいいと思う。

とか、考えているとやっちまいました。
高級ドリップだったのにぃ…(/_;)

暗い話になったけど、こればっかりはま、いいか！！とは思えんですな…
もっともっと成長して目標を達成して、皆のおかげでここまでこれたんだと、公に言える位になりたいな…
とにかく精進あるのみ。

冒頭の空手の先生の話に戻すけど、誠実に信じて生きていれば、いずれ春も訪れるかもしれない。次は私の番となるように、生きていこうと思いました。

コーヒー、プレスして飲みなおします。

磨姫子