LIVEの翌日は江島神社初亥祭へ。

LIVEの翌日。
藤沢市の江島神社の古式初亥祭に参列してきました。
前日は深夜までVo.to話していたので、超絶寝不足w
急いで江島神社に向かい、何とか間に合いました。

今回私がここに参列したのは、数か月前に自宅へ届いた一通の案内はがきがきっかけ。
江島神社から「初亥祭 参列のご案内」が届き、日程を見るとなんとLIVEの翌日。
滞在先からも行けそうだったので、せっかくのご縁と思い、参列させていただくことにしました。
(遠方の方は郵送でのご祈祷対応も可能とのことです。)

そもそも初亥祭とは何ぞや?なんですが、
江島神社では、年に2度、四月の「初巳(はつみ)の日」と十月の「初亥(はつい)の日」に、それぞれ例大祭が斎行されます。
それが「初巳例大祭」と「初亥祭」。
欽明天皇13年(552年)、島南の岩屋=洞窟に神霊を祀ったことに始まり、海水の影響を受けやすい岩屋から、島内の社殿(特に奥津宮)へ神を遷し祀るようになったと伝えられています。

つまり、

  • 初巳祭:岩屋から社殿へ神を遷し祀る春の祭
  • 初亥祭:社殿から岩屋へ神をお還しする秋の祭

という意味合いがあるそうで、神様が「海の岩屋に鎮まる」季節の節目として、古来より続く神事です。



初めての参列なのでわからないことばかり。
ネットでググったけど、詳細を掲載してる記事もなかったので今後参列される方の参考になればと、備忘録的なものを綴っていこうと思います。

最近はインバウンドで外国人観光客が多いと、ニュースになっていたので心配でしたが、午前は比較的すいていました。平日なのもあると思いますが…

↓江島のMAP。

旅をおもしろくする観光地図今ハ サイトから引用

旅をおもしろくする観光地図 今八さんのサイトにおすすめの巡り方もありますので、こちらも参照してみては!?

神奈川 江の島
岩上にこんもりとした森 江の島をあるく 江の島 おすすめの回り方 仲見世通りからスタート 江ノ電江ノ ...


祭事は10時からスタート。
仲見世通りを爆速で駆け上がり江島神社に到着したのは11時w
江島は階段が多く、すべて歩くとかなりの運動量。
私は今回は時間の都合で、普段は使わない「江島エスカレーター」でショートカットしました。


ちなみに江島のエスカレータは、全部で3区あります。
自分みたいに全部歩く!という人には不必要かもしれませんが、参考までに料金を掲載しておきます。

●江島エスカレータ
※大人/子供
全区間(1区~3区):500円/250円
1区:260円/130円
2区-3区:240円/120円
3区:100円/50円

江島内の施設利用券とセットになったチケットもあるそうです。
支払方法は、現金以外にも交通系も使えました。
クレジットが使えるかどうかは失念…

エスカレータを出て辺津宮へ。

社務所の近くに設置してある受付のテントで、ご祈祷内容や名前住所などを記入します。
社務所横の控室でしばし待機。
とはいえ、控室ではたくさんの人が待機されていたので、自分は辺津宮などをみて時間をつぶしていました。
企業の方も参列されているみたいで、スーツ姿の人たちもちらほら。
社務所近くのスピーカーでも、放送されるので外にいても大丈夫。でも、離れすぎると聞こえなくなるので社務所近くで待機。
正確な時間は測っていないけど、40分くらい待機したような。

名前が呼ばれたら中に向かいご祈祷してもらいます。
ご祈祷の手順はいつもの流れ。
ここで宮司さんから冒頭の方でお話しした初亥祭の話を教えて頂きます。

ご祈祷が終わったらおさがりを頂き、バッチを周りからみえる位置に付けて中津宮、奥津宮へ特別参拝しに向かいます。

中津宮に到着。
中津宮では、入口横に「バッジを付けた方はお上がりください」との案内が。
社殿に上がり、宮司さんの解説を聞きながら、天井画を見せていただきました。
(撮影可否が不明だったため、写真は外観のみです。)
中津宮のお札は¥1000~で購入できます。

奥津宮に向かう途中の山ふたつ。
高速早歩きで移動しながらの撮影なので、あまりいい写真ではないですが一応w
江島は階段が多いので、いい筋トレになります。

続いて奥津宮へ。
途中の坂道と階段は、まるで修行のような筋トレコース。
拝殿内では、宮司さんが彫刻の逸話を教えてくださり、「上下逆に彫られているのは“未完成”を意味する」という話が印象的でした。

奥津宮の拝殿天井には「八方睨みの亀」が描かれています。
写真を撮り忘れたのが心残り…。

拝殿の表裏で違う彫刻が彫られていて、普段みれない裏側が見れたのはうれしい。

↓表からの彫刻。

↓裏側からの彫刻。

個々の拝殿の天井には八方睨みの亀が描かれているけど、写真撮影するのを失念…

奥津宮の隣には「龍宮」もあり、巨大な龍が鎮座しています。
外国人観光客にも人気の撮影スポットでした。


龍神詠歌、いつか琵琶曲にしたいな…

龍宮をあとにし、本来ならこの日は「神様が岩屋へ戻られる日」。
ぜひ参拝したかったのですが、台風の影響で岩屋への道は封鎖。


また次の機会に挑戦したいと思います。

帰るときにはお昼を過ぎていて、観光客もだんだん増えてきて歩きずらくなってきていました。
土日だともっとすごいんじゃなかろうか…


江島を後にし、参拝を終えてお昼を過ぎるころには観光客も増えて歩きづらくなってきました。
帰宅後におさがりを開けると、お弁当・お神酒・神札・亥の子餅が入っていました。
ご祈祷の内容は、LIVEの成功への感謝を込めて「神恩感謝」。

また別途購入した中津宮・奥津宮の神札と、「江の島と音曲」の冊子も大切に持ち帰りました。
江の島と音曲も琵琶曲にしたいな…。ちなみに社務所で購入できます。

お弁当はとてもおいしくいただきました!

これから初巳祭・初亥祭に参列される方は、ぜひ辺津宮だけでなく、中津宮・奥津宮にも足を運んでみてください。
江島全体がひとつの「祈りの場」であることを実感できると思います!

磨姫子(楽姫)

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